PICK UP! ハロウィンとモンスターたち

先日あった出来事です。

ホームセンターで植物を買おうとレジに行くと、ちょうど会計している人がいます。どこに並べばいいのかな、と思っていた矢先「私の方が先ですから!」と声をかけられました。

見てみると、右の方で植物を手にした男性がいます。私は「あ、そうですか」と、少し後ろに下がるようにしたんです。

そうしたら、レジではちょうど前の人が会計を終えたタイミングで、「ちょっと、メジャーを貸してくれませんか?」と横から別の女性が来られたんですね。

男性は不満顔。

女性が去って、男性の番になったとき、レジの方に、順番を守らないことがどれほどダメかを訴えていました。

「それほど怒ることかいな?」と、半ばあきれるほどの怒りっぷり。かわいそうなのはレジの方です。

そこで思い出したのがこの作品、『ぶんぶんぶるるん』。

ぶんぶんぶるるん
『ぶんぶんぶるるん』バイロン・バートンさく、てじまゆうすけ訳、ほるぷ出版、1975 amazon

みつばち ちくりと おうしを さした
おうしはびっくり はねまわる
おかげでめうしは ごきげんななめ
みるくしぼりの おばさんを
みるくといっしょに けとばした

怒りが抑えられず、ドンドン次へと連鎖していくこのお話。とばっちりをうけた相手は、また誰かにイライラをぶつけていくのです。

さあて、どうすればこの連鎖を断つことができるのでしょう。

あなただったら、どうしますか?

ちなみに、ホームセンターのレジで私の順番が来たときには、さすが! 慣れてらっしゃるのでしょうね、朗らかな対応で、丁寧に接客していただいて、私は大変気持ちよくお買い物したのでした。

にこっとポイント

  • 怒りが抑えられず、ドンドン次へと連鎖していくこのお話。最後まで読んだ後、また頭から読んでもお話が続くような仕組みになっています。
  • リズムよく、短いことばで表現されているおもしろさを、味わってみてくださいね。


(にこっと絵本 森實摩利子)

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