「こんにちは」「やあ!」「ハーイ!」― 表紙を開くと、こちらをまっすぐに見つめる虫たちと目が合います。草のかげから、「かっこいいでしょ」「こわい?」と顔をのぞかせる姿は、とってもキュート。

むしのかお

『むしのかお』新聞孝写真・文、ポプラ社、2010  amazon

『むしのかお』は、ふさふさとした毛や、吸い込まれそうな複眼の模様まで、虫たちの美しい魅力がページいっぱいに広がっている写真絵本。虫たちと「かお」を突き合わせてお話をしてみませんか?

虫たちのさまざまな表情に大注目!

小首をかしげるようにこちらを覗き込むウスバカゲロウ、つぶらな瞳(?)のヨダンハエトリ(クモ)……。

この絵本では、普段だったらその存在に気づいた途端、皆さんが「きゃあ!」と声を上げてしまうような虫たちとも、「かお」を突き合わせて話をすることができるのです。

その動きや形状に、驚くこともある虫たちですが、虫たちも生きていて、日々何かを考え、私たちに語りかけているかもしれない、そんな風にこの絵本は思わせてくれます。

わが家でも、夏休みに虫との出会いがありました。虫取りあみでトンボをつかまえたとき、3歳の娘に羽をそっと持たせてみました。今まで怖がって虫を触りたがらなかった娘も、トンボの体の色や羽の模様を間近に見て、その美しさへの興味が芽生えたようでした。

皆さんも、笑っているようにも見える顔、「かっこいいでしょ」と得意げな顔など、様々な表情の虫たちと「かお」を突き合わせて、友達になってみてはいかがでしょうか。

にこっとポイント

  • 虫たちと同じ大きさになって、話している気持ちになれます。一匹一匹のかわいらしい表情に注目です!

 

(にこっと絵本 Haru)

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