PICK UP! ひとやすみの絵本

学童で将棋を覚えた、ぼく。上級生やパパと対戦したものの、何をしたらいいのか分からないうちに、負けてしまいます。

そこで、将棋が得意なじいちゃんに、教えてもらうことにしました。

『しょうぎ はじめました』間部香代文、田中六大絵、文研出版、2019  amazon

まずは、じいちゃんと一緒に将棋のルールをおさらいして、「飛車」と「角」だけでじいちゃんの「王」を取る練習をします。

そして次の日は、パパとの再戦。さて、その結果は……?

将棋を一から楽しめる、じいちゃんの特訓に注目!

「王位戦」「竜王戦」「叡王戦」など、今月も繰り広げられている将棋のタイトル戦。藤井聡太さんの目覚ましい活躍を見て、「将棋をやってみたい」と思っている人は、必見の絵本です!

『しょうぎ はじめました』では、主人公「ぼく」とその家族の物語を楽しみながら、将棋のルールや対戦の仕方などを、知ることができます。

特に、ぼくがじいちゃんに教えてもらう場面では、将棋盤上での駒の動かし方がとても丁寧に説明されているので、読者も、じいちゃんから分かりやすく将棋を学ぶことができます。

また、じいちゃんの顔が駒と同じ五角形をしていたり、ぼくが特訓してもらっている後ろでばあちゃんが逆立ちをしていたりと、ユーモアセンスも光っています。

さらに、絵本を読んで、将棋をやってみたくなったら、すぐにでも始められるようになっています。

しょうぎはじめました_裏表紙

裏表紙に将棋の駒が描かれているので、コピーして、駒を切り抜き、裏に「と」「金」「龍」「馬」を書けば、準備完了。カバーを外した裏表紙にある将棋盤を使って、ぜひ挑戦してみてください!

にこっとポイント

  • 主人公の「ぼく」がじいちゃんから将棋を教えてもらう展開で、読者にも、将棋の楽しさがよく伝わります。ルールが分かりやすく解説されているので、将棋に興味を持ったばかりの子どもにもおすすめです。
  • 裏表紙の駒をコピーして切り抜けば、カバーを外した裏表紙の将棋盤で、すぐにでも将棋ができます。
  • 棋士の香川愛生さんが、アドバイスをしている絵本です。

(にこっと絵本 SATO)

おすすめの記事