春の旅立ちにおすすめの絵本

最近の騒動は、日常をあっという間に非日常に変えてしまいました。当たり前だった暮らしが一変したとき、普段の暮らしのありがたさに気が付きます。

いろんな立場の人が困っています。

情報に惑わされて過剰な反応を示す人がいる中、多くの人はお互いに助け合おうとしています。

私も、自分ができることをという気持ちで、今を暮らしています。そんな日々で、ふと、この絵本がこころに浮かんだので、今日はこちらをご紹介します。

この世界いっぱい

『この世界いっぱい』エリザベス・ガートン・スキャンロン作、マーラ・フレイジー絵ブロンズ新社、2011 amazon

これは、ある家族の物語。穏やかな日常から、お話は始まります。

車でお出かけしたある家族の目の前に広がるのは、道中にある人々の営み。そして、それを包み込む豊かな自然です。

ところが、一転して空は大荒れ。大雨によって世界は一変しました。

やっとたどり着いたのはおじいちゃんの家でしょうか? おじいちゃん、おばあちゃん、いとこ、親戚― かけがえのない人たちと、大勢であたたかな時を過ごすというお話です。

この世界いっぱいにあってほしいものは何か? 絵本は教えてくれます。

希望すること。平和であること。愛すること。信頼すること。

こころが不安に満ちて、窮屈でささくれ立つような感じになってしまうときに、優しさと潤いを与えてくれる一冊としておすすめです。

この世界いっぱい_虹

にこっとポイント

  • 普段の暮らしのありがたさが感じられる絵本です。
  • 家族の暖かさを教えてくれる1冊です。新たな門出を迎えた少し大きくなった子どもさんに、プレゼントとしていかがでしょうか?

 

(にこっと絵本 森實摩利子)

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