赤ちゃんが喜ぶしかけ絵本をご紹介します。こちら、『へんしん! おばけちゃん』。
この作品は、ボードブックでできていて、穴が開いているところに指を入れて上下・左右に動かすと、おばけちゃんが変身するんです。
『へんしん! おばけちゃん』ひらぎみつえ作、ほるぷ出版、2019 amazon
赤いおばけちゃんはりんごに。
それから、黄色いおばけちゃんはバナナに、白いおばけちゃんはソフトクリームに変身!
1歳未満の赤ちゃんは、イラストに動きがあるところにグッと注目してくれます。
このしかけを自分で操作するとなると、指を使って動かせるようになる、1歳くらいの発達段階でしょうか。
始めは人差し指で操作するのは難しく、なんとなく何本かの指で動かすと思います。そのうちに、人差し指だけで操作できるようになるでしょう。
特にみんなが喜ぶのが、最後のページ「にじいろおばけちゃん へんしん へんしん」。
実は、にじいろおばけちゃんは、花火に変身します。カラフルな点がパラパラと動くので、大人の私でも、あまりの美しさに何度も動かして見入ってしまいます。
絵本は角も丸く、小さめのサイズで、素材はしっかりと分厚いです。お子さんの手に届くところに置いておいても安心。
ページをめくって本を読むという体験が、遊びながらできる作品ですよ。
にこっとポイント
- 赤ちゃんが喜ぶしかけ絵本です。
- ひらぎみつえさんの作品には、赤ちゃんが楽しめるしかけ絵本が他にもたくさんあります。食べものだったり、乗りものだったり、迷路のように遊べる作品もありますよ。
(にこっと絵本 森實摩利子)