まわるおすしやさんに、ある一家がやってきました。

まわるおすし

『まわるおすし』長谷川義史作・絵、ブロンズ新社、2012 amazon

このお家ではお父さんのお給料日がおすしの日のようです。

「気合入れていくぞー!」「おー!!」まるで、これからスポーツをするかのようなかけ声。

お父さんを中心に、家族というチームがおすしに挑みます。少し昭和の匂いも感じるし、決意を固めたみんなの表情も何とも言えません。

回転ずしを満喫する家族のユーモラスな姿がおもしろい作品ですが、こういった楽しい記憶って、大人になっても残っているものではないでしょうか?

私も、家族やおじいちゃんのばあちゃん、従妹たちと囲んだ食事の場面をよく覚えていて、時々当時の思い出をみんなで語るのも、幸せな集いの時間となっています。

「あの時、パフェが食べたいって大泣きしてたよね!」という今だと赤面しちゃう思い出や「運動会の後のレストラン、うれしかったよね」という、心ほっこりする思い出もあります。

お盆の季節、家族が集う食の場面はお子様の記憶の中にもきっと楽しい思い出として残るものだと思います。

一年に一度のこの季節、家族の集いの時間を大切にしたいものですね。

にこっとポイント

  • 家族の時間を大切にしたくなる絵本です。
  • 絵本を開くと見返しには魚の漢字がずらり並びます。味のある長谷川義史さんの字もお楽しみの一つですよ。よーく絵を見てみると、お店の名前もわかります。ぜひ探してみてくださいね。

 

(にこっと絵本 森實摩利子)

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