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ぼくらのまちにおいでよ

『ぼくらのまちにおいでよ』大桃洋祐、小学館、2020 amazon

ヨーロッパのようなかわいらしい街並み。角にあるお花屋さんでは、小さい頃から花が大好きだという、大きなライオンが働いています。

駅前通りの道の向こうから、すごい速さで駆けてくるのは、馬の郵便屋さん。急いで、手紙を配達中です。

この街では、こんな風に、動物がそれぞれいろいろな仕事をして、生き生き過ごしています。一度読むと、あなたもきっとこの街に、行ってみたくなりますよ!

魅力的! 動物も人間が一緒に住む街

「ライオンの花屋」「カバのクリーニング屋」「ゾウの本屋」と聞いただけで、「えっ、どんな感じのお店なんだろう?」と、興味が湧きませんか?

どのお店も街の中に、しっくりと溶け込んでいます。そのお店がそこにあること、そしてそこで動物の店主が働いていることが、当たり前なのです。

まさに「いろんな ひとが とおりを あるく ここが ぼくらの くらす まち」ですね。

絵は、全体的にやわらかいタッチで描かれていて、街の通りも店内も、あたたかい雰囲気に包まれています。

人だけの街ではなく、動物だけの街でもない。人と動物が垣根なく、自然に交流できていることが、本当に素敵に感じる街です。

にこっとポイント

  • いろいろなお店で、様々な動物が働く、人と動物が一緒に暮らす街を描いた絵本です。
  • 読んだ後で、自分の行きたいお店や、この街に行ったら何をしてみたいか等、想像してみるのも楽しいです。
  • 見返し(表紙を開いたところ)から始まり、後ろ見返しには「ぼくらのまち」の地図が描かれています。

(にこっと絵本 SATO)

作者・大桃洋祐さんは、人気のアニメーション作家でもあります。YouTubeでは、制作風景などを見ることもできます。
・ホームページ http://omomoyosuke.com/
「ゾウの本屋」が出来るまで(絵本「ぼくらのまちにおいでよ」制作風景) 

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