『ぶーぶーぶー』こかぜさち文、わきさかかつじ絵、福音館書店、2007 amazon
最初のページを開くと、赤い自動車が走っています。「あかい じどうしゃ ぶーぶーぶー」次のページをめくると、今度は、青い自動車です。「あおい じどうしゃ ぷーぷーぷー」
黄色い自動車や緑の自動車も、次々と登場します。
そこに「ぶわーん!」と、音を鳴らしながら大きい自動車もやってきて……。
色によって異なる自動車の音が、ここちいい!
『ぶーぶーぶー』の背景は、どのページも白。登場する自動車は、赤、青、黄、緑といろいろな色なので、より鮮明に映ります。
そして、とても魅力的なのが、自動車によって変わる音です。
たとえば、赤い自動車は「ぶーぶー」、青い自動車は「ぷーぷー」、黄色の自動車は「ぱっぱっ」というように、それぞれ車によって鳴る音が異なるのが、それぞれの車によって個性があるようで面白いです。
よく見ると、角ばったタイプの車だったり、まるみのあるタイプの車だったりと、自動車の形にも違いがありますよ。
また、大きい自動車が出てくる時の「ぶわーん!」という音は、太字で、他の文字よりも大きく書かれていて、視覚からも大きな音だと感じることができます。
親子で何度もくり返し楽しめる、赤ちゃん絵本です。
にこっとポイント
- いろいろな色の車の様々な音が楽しい、赤ちゃん絵本です。
- 色や車に興味を持ち始めたばかりの子にもおすすめです。
- 出産のお祝い等のプレゼントも、喜ばれます!
(にこっと絵本 SATO)