『うさこちゃんの だんす』ディック・ブルーナ 作、松岡享子訳、福音館書店、2009 amazon
先生にダンスを教わったうさこちゃん。上手に踊れたので、みんなにも見せに行くことにしました。
お父さん、お母さんだけでなく、大好きな「ふわこおばさん」のところへも行きました。
他にも、パイロットのおじさんやいとこやお友だち、小さな茶色の犬の「くんくん」まで……。
『うさこちゃんの だんす』は、ディック・ブルーナの『ちいさなうさこちゃん』からはじまる「うさこちゃんの絵本」シリーズの中の一冊です。
見開き左のページは、白色の背景に黒色の文、右のシンプルな絵のページも背景は一色で、年齢の低い子どもが、見やすいように工夫されています。
この絵本では、うさこちゃんの仲間が次々と登場して、うさこちゃんと一緒に踊り、その輪が広がっていきます。
うさこちゃんと一緒に踊ったふわこおばさんは、「だんすを すると げんきが でるわ」と言ってくれました。
うさこちゃんが先生に教わったダンスを、家族や友だちと共有することの楽しさが、とてもよく伝わってくるお話です。読むと、ダンスをしたくなりますよ。
また、うさこちゃんの仲間たちも勢ぞろいしているので、「うさこちゃんファン」の方も必見ですよ!
にこっとポイント
- 先生にダンスを習ったうさこちゃんが、家族や友だちとダンスを楽しむお話です。
- 17cm×17cmと小さめで、おでかけにも持っていきやすいサイズの絵本です。
- 子どもと一緒に踊ったり、体を動かしたりする前に読むのにも、おすすめです!
(にこっと絵本 SATO)