イエペはデンマークのコペンハーゲンに住む、3歳の男の子。彼は帽子が大好きで、何をするときにも、いつも帽子をかぶっています。

保育園で遊ぶときも、おやつやお弁当を食べるときも、先生に絵本を読んでもらうときも、ずっとかぶっているんです。

そんなイエペの日常を、写真で綴った作品『イエペはぼうしがだいすき』は、ほら、

イエペはぼうしがだいすき

『イエペはぼうしがだいすき』文化出版局編集部作、石亀泰郎写真、文化出版局作、1978   amazon

 

お気に入りの帽子をかぶった、イエペが表紙です。

まだ行ったことのない異国の日常。人、自然、建物、牛乳パックのデザインだって、なんだかかわいく思えてしまう。

日本と似ているところや違うところがあって、その美しい様子にいつか旅してみたいなぁと感じさせてくれます。


イエペの周りのお友だちや先生は、イエペが帽子が大好きなことを知っていて、それを当たり前のように受け入れていれています。

幼くても、その人格がしっかりと尊重されているところに感動を覚えます。日本では、なかなか尊重されにくい感覚なのかもしれません。

『イエペはぼうしがだいすき』は、大好きな物を認めてもらえる、喜びに満ちた作品。お互いの好きなものを自然と認め合える、そんな社会でありたいものです。

 

にこっとポイント

  • あなたの大好きなものは何ですか? 親子で、ひとりで、お友だちと、大好きな物の話をしてみるのもいいですね。

 

(にこっと絵本 森實摩利子)

 

 

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