PICK UP! 虫と植物の絵本

「しろくろもよう? くろしろもよう? ぼくって いったい どっちだろう」― 朝から晩まで1日中、悩み続けているアナグマさん。そのうえさらに困ったことに、おしりまで青くなっちゃいました。

あおいおしりのアナグマさん

『あおいおしりのアナグマさん』ヒュー・ルイス=ジョーンズ文、ベン・サンダース絵、日高穂香訳、化学同人、2023 amazon

アナグマさんは、出会った白黒(黒白)の動物たちに、自分が「白黒」模様なのか「黒白」模様なのか聞いてみますが、「ぼくには ぜんぜん わからない」と、答えはわからないままです。

あおいおしりのアナグマさん_中ページ1

いったい誰に聞いたら、アナグマさんの悩みは、解決するのでしょうか。

「白黒」なのか「黒白」なのか、本気で悩んでいるアナグマさん。次々と登場する動物の仲間たちとのやりとりを読んでいるうちに、「私だったらなんて答えるかなぁ」と考えたり、自分の悩みが不思議とアナグマさんのものと重なって思えたり、自分に置き換えながら、読んでいくこともできる絵本です。

そして、動物たちのことばに、はっとしたり、視野が広がったりすることもあるかもしれません。

あおいおしりのアナグマさん_中ページ2

自然を愛するイギリスの作家、ヒュー・ルイス=ジョーンズさんが文を、オーストラリアを拠点に活動するイラストレーター、ベン・サンダースさんが絵を描いた作品です。絵本全体の持つほのぼのとした雰囲気も素敵です。

にこっとポイント

  • 白黒模様か黒白模様か、悩むアナグマさん。おしりも青くなっちゃって……。答えを求めて、いろいろな動物にアナグマさんが聞いて回るお話です。
  • 子どもから大人まで幅広い年齢で楽しめ、読んだ後、あたたかい気持ちになれる絵本です。
  • 姉妹本である『あおいボールとアナグマさん』を一緒に読むのも、おすすめです!

(にこっと絵本 SATO)

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