「うーん… なんか つまんない」
おもちゃも、今日のテレビもつまんない。「つまんないのって だれのせい?どうして つまんないんだろう。つまんないって、なんだろう」
「つまんない」の沼は深く、「せかいいち つまんない ゆうえんちって、どんなところだろう」「つまんないひとが 300にんくらいあつまったら、おもしろくなるのかな」と、次から次へと疑問が、浮かんできます。
『つまんない つまんない』ヨシタケシンスケ、白泉社、2017 amazon
『つまんない つまんない』は、「つまんない」気持ちを、ユーモアたっぷり、ヨシタケシンスケさん流に、紐(ひも)解いた絵本です。
「つまんない」そう感じたら、読んでみよう!
きっと誰だって感じたことのある「つまんない」という気持ち。けれども、「つまんない」を、これほどまで深く考えたことがある人は、いないのではないでしょうか。
ページをめくりながら、はっと何かに気づいたり、納得したり、さらに疑問が浮かんできたり、年齢なりの読み方ができるので、幼児から大人まで、「つまんない」の奥深さをじっくりと楽しめます。
「つまんない」と感じたときこそ、「つまんない」ことについて、とことん考えてみませんか?
にこっとポイント
- 「つまんない」ことについて、様々な視点からユーモアたっぷりに掘り下げた絵本です。
- お子様ランチの旗やトイレットペーパー、見返しの絵も、「つまんない」だらけになっていますよ!
(にこっと絵本 SATO)