雨の絵本

「ぼくとばく」、ぼくのとなりにいたばくと入れ替わって「ばくとぼく」になってしまった!
ぼくとばく

『ぼくとばく』鈴木のりたけ、小学館、2017 amazon

「まてぇ もとに もどしてよう」と逃げるばくを追いかけていると、「こんぶおうじ」が、「おんぶでこうじ(工事)」していたり、「ことり ひま」かと思えば、「ひとり こま」を回していたり……。

こんな風に、一文字入れ替えた世界で、ストーリーがどんどん展開していきます。泣きながら絵を描いているかっぱや、バスの中にはばかなナスが登場(どんなことば遊びになるのでしょうか!?)。ばくをつかまえてからのやりとりも、爆笑しながら読めることばあそび絵本です。

ことばあそびとストーリー、魅力的な「二つのわくわく」

絵はモノクロで描かれていて、入れ替わった文字だけは、赤い円の中に白字で書かれているので、どことどこが入れ替わったのかが、ひと目で分かります。先に、文字を読んでから、絵を見て意味を理解するのが楽しい!

「次は、どんな一文字を入れ替えるんだろう?」という「ことばあそび」に関するわくわくと、「ばくをどうやって、つかまえるんだろう?」というストーリーに関するわくわくと、二つのわくわくが、この絵本の最大の魅力です。

にこっとポイント

  • 「ひともじいれかえあそび」は、子どもがことば遊びに興味を持つきっかけにもなります。自分たちでも考えてみると、盛り上がります!
  • 作者・鈴木のりたけさんの絵本には、『しごとば』や『す~べりだい』など多数あります。

 

(にこっと絵本 SATO)

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