「みんな……ねこのことをようくしっている」ように思えるけれど、誰が見るかによってこんなに違う! 子どもが見たねこはどんなふう? 金魚が見ると?

ねこってこんなふう?
『ねこってこんなふう?』ブレンダン・ウェンツェルさく、石津ちひろやく、講談社、2016  amazon

 

図鑑よりわかりやすい! 生きものの視覚の違い

はちから見たねこは、点の集まりのよう。へびから見たねこは、なんだか黄色っぽい。スカンクから見たねこは、白黒。

生きものには、視覚の違いがあります。ヒトが「赤緑青」の3原色で見ている世界も、紫外線が見える昆虫や鳥には4原色で見えるそう。

もちろん、そんな難しいことばを使わなくても、カラフルな絵を通して、それぞれの生きものの見ている世界を実感することができます。2017年コールデコット賞オナー賞受賞作です。

立場によって違って見える。周りとの関わりの中で、新たな気づきに出会える絵本

あるものにとっては、ねこが大きく見えたり、小さく見えたり、とても怖く見えたり……。お互いがお互いのことを「ようくしっている」つもりでも、実はその見え方にズレがあったりすることってありますよね。

自分が常識だと思っていたことが、他の人にとっては違う― 『ねこってこんなふう?』は、こんなふうに、考え方にちょっとした変化をもたらしてくれます。わかりやすく、周りの人との関係について改めて考えさせられる一冊です。

 

にこっとポイント

  • いろいろな生きものの見ている世界を、わかりやすく知ることができます。
  • 様々なねこの姿を通して、相手と自分の考え方やものの見方の違いに気づくことができます。

 

(にこっと絵本 Haru)

 

 

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